京都のお弁当屋さんのお弁当に入っている定番の添え野菜②

前回は、定番の添え野菜(敷き野菜)として、彩りを改善してくれる救世主としてレタスの1種類である、グリーンリーフとサニーレタスをご紹介しました。今回もグリーンを演出してくれる野菜です。

青ねぎ

青ねぎは、緑色の部分の割合が多いもので、「葉ねぎ」とも言われています。一方、白い部分が多い“白ねぎ”は「根深ねぎ」と言われます。白ねぎは、芽が伸長するのに伴いつちよせして軟白かしたものですが、青ねぎは、この土寄せを行うことなく栽培されたものです。青ねぎは、葉が柔らかいため、根を除き丸々1本食することが可能です。なお、売り場にて青ねぎを選ぶ際には、根の近くまで緑色が鮮やかなものが良いとされています。青ねぎは、関西で多く生産、消費されており、代表的なものは有名な京都発祥の“九条ねぎ”です。九条ねぎを使用したヌタやお味噌汁が有名ですね。また、“小ねぎ”とは、この青ねぎを若採りしたものであり、「博多万能ねぎ」は、この小ねぎをブランド商品化したものであり、有名です。青ねぎは、緑色の部分が多いことからも想像できるように、白ねぎと比してβカロテンやカルシウムなどのビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。また、青ねぎは特にねぎ特有の香りが感じられますね。この香気成分は「硫化アリル」と呼ばれるものです。硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を促進する効果があるほか、リラックス効果も期待できるようです。青ねぎは、薬味やお味噌汁、炒め物、さらにさまざまなトッピングとして用いられています。お弁当においても、青みとしての活躍をしばしば目にしますね。

グリーンピース

特に洋風や中華のお弁当で目にすることが多いですね。別名、“実えんどう”や“青えんどう”とも呼ばれています。えんどう豆の未熟なものがこのグリーンピースに相当します。冷凍品や水煮缶詰として加工されることが多いようです。これらは旬を問わず、一年中手に入りますが、生鮮のグリーンピースは、春から初夏にかけてが旬であり、豆ご飯や卵とじが美味しく食べるこのできるメニューとして有名ですね。新鮮なグリーンピースは甘味があって風味が格別です。グリーンピースは、食物繊維が豊富であるため、腸の蠕動運動を促進し、便秘予防が期待できます。食物繊維のみならず、カリウムやビタミンB群なども豊富に含まれています。栄養成分はさやえんどうに類似していますが、生長した分、栄養価も高くなっています。特に、疲労回復効果が期待できる、ビタミンB1は倍以上にもなります。トッピングとして、少量しか口にすることが少なくない野菜の一つですが、栄養満点ですね。これを機に今春は新鮮なグリーンピース、えんどうまめにチャレンジしてみても良いかもしれませんね。