唐揚げの衣は何をつけるのが一番おいしい?衣を変えるだけで唐揚げが変わる衣の黄金比率。

お弁当のおかずやおつまみなどに人気の唐揚げは、家で作る機会も多い定番メニューの一つです。
しかし、からっとした衣に仕上げるのは意外と難しく、時間が経つと衣がべとべとになってしまうことも少なくありません。どうすればからっとした衣に仕上げることができるのでしょうか。
今回は、唐揚げを美味しくする衣についてご紹介します。

 

衣の種類と特徴

唐揚げに使用される衣には、市販されている唐揚げ粉のほかに「小麦粉」「片栗粉」「米粉」「コーンスターチ」があります。どの粉を使っても美味しい唐揚げになりますが、使用する粉によって衣の食感や香ばしさ、時間が経ってからの食感などが変わるため、好みや用途などによって使い分けると、より理想的な唐揚げに仕上げることができます。

【小麦粉】

小麦粉を衣に使うと揚げたてはからっと、時間が経つとしっとりとした食感の衣に仕上がります。衣にうま味があって満足感が高く、冷めてもおいしいのでお弁当にも適しています。薄力粉を使えば口当たりが軽めになり、強力粉を使えばジューシーで肉のうまみをより味わえるしっかりした唐揚げになります。

【片栗粉】

片栗粉を衣に使うと見た目が白くサクサクした食感の衣に仕上がります。衣自体にうま味はなく、やや粉っぽさがあるため衣が厚くなり過ぎないよう注意が必要です。
また、片栗粉は時間が経つと水分を吸ってべたべたになるため、お弁当向きではありません。

【米粉】

米粉は小麦粉や片栗粉に比べると衣が薄くつくため口当たりが軽くサクサクした食感に仕上がります。また、おせんべいのような香ばしい香りを楽しめるのも特徴です。油を吸いにくいので時間が経ってもべたべたになりにくく、お弁当用にも向いています。

【コーンスターチ】

コーンスターチを使った唐揚げは片栗粉の唐揚げのようなサクサクとした食感に仕上がるだけではなく、時間が経ってもべたべたになりにくいためお弁当用にも適しています。

美味しい衣に仕上げるコツ

衣をサクサクに仕上げるには、どの粉を使用するかも重要ですがどのように衣をつけるかも重要です。
もっとも重要なのが「衣に余分な水分を入れない」ことです。衣に水分が多いとべたべたとした食感になったり、唐揚げではなくフリッターのような食感になってしまいます。時間が経つと衣がぶよぶよになるなど、お弁当にも向かなくなります。
また、衣を厚くつけすぎると水分や油分を吸いやすくなるため、衣はできる限り薄づけにするとよいでしょう。
さらに、小麦粉をサクサクにする裏ワザとして、パン粉を衣に混ぜるという方法があります。粗目のパン粉を使うとフライのようになってしまうので細目のパン粉を使いましょう。

衣の黄金比率

唐揚げの衣の食感や味わいの好みは個人差があるため、一概に「この粉をこの配分で使うのが正解」とはいえませんが、材料入手のしやすさやコスト、一般的な食感の好みを考慮すると、薄力粉と片栗粉を1:1で混ぜた衣が「黄金比率」といわれています。
片栗粉の「サクサクした食感」と小麦粉の「冷めても美味しい」を兼ね備えた、揚げたてでもお弁当でもおいしい唐揚げに仕上がります。
また、パン粉をプラスする場合は薄力粉、片栗粉、パン粉を1:1:1にするのがよいといわれています。

まとめ

唐揚げの衣は使用する粉の種類と配分によって食感や特徴が変わります。黄金比にとらわれすぎず、自由に配分を変えて自分なりのベストを探してみてはいかがでしょうか。