食材にはお金をかけられないが、調味料はちょっといいのを使うメリットは?

毎日の食事を美味しくて安心・安全なものにしたいと考える人は少なくありませんが、有機栽培の野菜やオーガニックの食材は高価で経済的な負担が大きく、継続的に取り入れるのは難しいものです。

できるだけコストをかけず、美味しくて質の良い食事がしたい。そんなときは食材ではなく醤油や味噌、油などの調味料にこだわって「ちょっといいもの」を使ってみてはいかがでしょうか。

今回は、日々の食卓に「ちょっといい調味料」を使うメリットをご紹介します。

 

味が良くなる

例えば、醤油や味噌といった調味料は大豆を数年間発酵させて作るのが古くからの作り方であり、熟成させることで「うまみ」が凝縮して味わいが深くなります。

しかし近年は、従来の製法では製造コストが高い、時間や手間がかかって大量生産が難しいなどの理由から、熟成をほとんど行わず色素やアミノ酸を添加するなどの方法で多くの醤油や味噌が作られています。

時間と手間をかけずに作った大量生産の調味料は、安価で手軽に入手できますが、「うまみ」を作り出す熟成期間がほとんどないため味に深みがなく、まろやかさや香りなども不足します。

「ちょっといい調味料」は、使用する素材にこだわり、古くからの製法で時間や手間をかけて作っているため価格はやや高くなりますが、うまみが引き出されており、味や香りがしっかりとしているため、素材の良さが引き立ち、料理全体が美味しく仕上がります。

また、「塩味がとがっている」「甘さが口に残る」「酸味が鼻につく」といった大量生産の調味料にありがちな問題も起こりにくいため、調味料を変えることで食べられなかった料理や食材が食べられるようになる可能性があります。

 

長く使えてコスパがよい

野菜や肉などの食材は一度に多くの量を使いますが、調味料は基本的に少量しか使いません。保存性もよいため長期間使い続けることができます。

一度で使い切ってしまう野菜で「他のものよりも200円高いものを買う」のはなかなか難しいことですし、毎日継続することはさらに難しいでしょう。

しかし、二か月くらいかけて使い切る醤油で「他のものよりも200円高いものを買う」のはそれほど難しいことではありません。頻繁に購入するものでもないので、継続しやすいのもメリットです。

また、こだわって作られた調味料は味や香りがしっかりしているため、少ない量でも満足感を得やすい、料理にきちんと味がつきやすい傾向があります。一回当たりの使用量を抑えやすいためコスパがよく、塩分の摂取量などを気にする方にも適しています。

 

添加物を減らせる

大量生産の調味料は色素やアミノ酸などの添加物を大量に加えて仕上げています。

これらの添加物は熟成することで生み出される色や味、香りなどを補うために使用されるものであるため、しっかりと熟成した調味料であれば加える必要がありません。

調味料の質にこだわると、自然と添加物の摂取も減って安心・安全な食事に近づけることができます。

 

まとめ

「ちょっといい調味料」を使うと、少ないお金で安心・安全な食事に近づけられるだけではなく、いつもの食材でも美味しく仕上げられます。

また、「調味料にこだわる」というとプロの料理人や料理上級者のようなイメージがありますが、質の良い調味料はシンプルな調理法でも食材の美味しさを引き立てるため、料理初心者や料理が苦手な人こそ質の良い調味料を使ったほうがよいといわれています。

毎日の料理をより安全で美味しくしたいという方は、調味料にこだわってみてはいかがでしょうか。