変わらない美味しさで人気の「しゅうまい弁当」の魅力色々。

 

全国各地にある魅力的な駅弁の中でも、昭和29年に横浜の「崎陽軒」から発売された「しゅうまい弁当」(シウマイ弁当)は今でも根強い人気を誇る「駅弁界の横綱」的な存在です。

一見地味な「しゅうまい」をメインとしたお弁当が、昔も今も変わらず愛されているのはなぜなのでしょうか。今回は「しゅうまい弁当」の魅力をご紹介します。

 

 

主役の「しゅうまい」は食べ応え抜群

中華料理でおなじみの「しゅうまい」は、メインの料理として食べるものというより、お酒のお供や軽食といったイメージの強い料理です。「お弁当のメインとしては少し物足りないのでは?」と感じる方もいるでしょうが、「しゅうまい弁当」のしゅうまいは肉の厚みがしっかりとして食べ応え抜群。噛むごとにホタテのうまみが広がる味わいは「しゅうまいのイメージががらりと変わるおいしさ」と言われています。

そのまま食べても十分おいしい「しゅうまい」ですが、付け合わせのカラシをつけると味が引き締まり、より一層おいしくいただけます。

 

特徴的な俵型のご飯はモッチリ食感

お弁当箱の半分を占めるご飯は、俵型のおにぎりを敷き詰めたような特徴的な見た目をしています。ご飯を一定の量で取りやすいため、「おかずの量と計算しながら食べたい」という人に好評です。

黒ゴマと小梅が乗ったご飯はモッチリとした食感で冷めてもおいしく、おかずとの相性もピッタリです。

 

バラエティ豊かな副菜

しゅうまい弁当のおかずはメインの「しゅうまい」だけではなく、味がしっかりしみ込んだ筍煮、定番の唐揚げ、優しい味わいが箸休めに最適な卵焼きといった副菜も魅力的なポイント。

味や食感の異なるおかずがぎっしりと詰まった様子は壮観で、ふたを開けた瞬間から期待感が高まることでしょう。

 

甘さ控えめの「あんず」で〆る

しゅうまい弁当にはデザートとして「あんず」が一つ入っています。ほのかな酸味と控えめな甘さの「あんず」は、食後の口をさっぱりとしてくれる役割をします。

また、クエン酸やリンゴ酸といった有機酸を豊富に含む「あんず」は腸内環境を整える効果や疲労回復の効果もあり、まさに「お弁当の〆」に最適な一品といえるでしょう。

 

 

まとめ

「しゅうまい弁当」は、真に優れたローカルブランドを目指し、食を通してお腹も心も満たしたいと挑戦し続ける城陽軒のこだわりが詰まった名物弁当です。

テレビドラマにもなったマンガ「食の軍師」でも取り扱われるなど、その名前と魅力は幅広く知られており、今も昔も多くの人から愛されています。

駅やイベントなどで見かけることがあれば、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。